発達障害児童の異常な増加と少子化の同時発生による、日本の危機
会社に辞表を送付して一週間。今日も無事に穏やかに生きている。
捨てることで軽くなることもあるのか、昨日、久しぶりに図書館で8冊ほど本を借りた。情報は生き延びるために最良の道具だ。
そこに書いてあった、就労支援サービスにも申し込みをしてみた。
僕が発達障害かどうかはわからない。しっかりとした診断を受けた方がいいのかなと思うこともある。メンタルが絶不調の時に、ちょっとしたテストを受けたらその傾向が高いと医師から言われたことは事実だ。
きっと、人生が好調の時に同じアンケートを受けていたら、別の結果もありえたのかもしれない。まぁ、そんなものだと思っている。それでも、どちらにしても、総合的にはこういったサービスを介して社会復帰を試みることは無駄にならないと思う。
これには、自分の為という意味と、もうひとつ、これからの日本社会の為にという視点がある。
アスペルガー症候群・高機能自閉症の人の潜在的な才能が生かされていないのは、もったいない話だ。アメリカの労働力には、彼らの貴重な能力が必要だ。
(中略)才能を伸ばしさえすれば、もっと楽に仕事を見つけられるのに。自閉症スペクトラムの人が仕事の世界に入るなどして社会に貢献しなければ、社会の人も損をする訳です。
これは、米国で発売された『アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク』という本の一節だ。これからの日本の将来を考えた時、これだけ子供の数が減っていて、同時にこれだけ発達障害認定される子供が増えている状況に危機感を覚えている。
もしも日本が発達障害認定された児童を社会のために有効活用できなければ、日本は多様性を受け入れられない非情な国になってしまわないだろうか。それは、日本の将来のためにも、大きな損失じゃないだろうか。

原因の解析はともかく、事実として子供の数は減り、発達障害認定される児童が増えている。
(原因は諸説あるものの、答えはないようです。暴論だと自分でも思いますが、一理くらいはあるんじゃないかという僕の仮説をブログに書いています。一人ごとに近いですw)
【仮説】少子化だから発達障がい認定される子が増えている~児童医療費の”パイ”の取り合い説~
とにかく、自らの経験と「その経験には必ず意味があるはずだ」という希望から、今の僕には「祈り」に近い目標がある。
僕は、日本の未来を担う子供が自分を肯定して生きられる社会を作りたい。
自分も大丈夫だったから、君も大丈夫だよ。
そう言ってあげられる存在になりたい。
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どうせ一度ゼロになりかけた命だ。色々なことを試していって、ダメだったらそれでもいいじゃないか。
もし、もう一度浮かび上がることができれば、その時、きっと僕はもっと他者に優しくなれるだろう。マイナスがプラスに変化する時は必ず来る。
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今日も無事に、持っているものに感謝して、生きていこう。
人間万事塞翁が馬。家族が揃って、我が実家は幸せそうだ。
持っていないものに不安になって今を無駄にすることほど、不毛なものはない。
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